眼科検査について
新城眼科医院には眼科診療に関わる国家資格を有する視能訓練士が15名在籍しています。
専門的な知識と技術を兼ね備えた視能訓練士が医師と連携を図りながら、眼科診療における様々な視機能検査を行っています。
検査に関してご不明な点がございましたら、何でもご相談ください。
基本的な検査
視力検査
眼で物を見る能力を調べる最も基本的な検査です。視力を測ることにより眼科的疾患の進行具合の程度を知る目安の1つになります。
当院には5m距離で測る視力検査が2台、省スペース視力検査計が4台あります。
またお子様の視力検査は早期の視力障害の発見につながる大切な検査です。
当院には5m距離で測る視力検査が2台、省スペース視力検査計が4台あります。
またお子様の視力検査は早期の視力障害の発見につながる大切な検査です。
屈折検査
遠視・近視・乱視の程度を測定し、この値をもとに視力検査を行います。
当院では小さなお子様でも測定できる手持ち型屈折測定装置も導入しており乳幼児から屈折値測定を行えます。
・オートレフケラトメーター
・スポットビジョンスクリーナ(ウェルチ・アレン・ジャパン)
当院では小さなお子様でも測定できる手持ち型屈折測定装置も導入しており乳幼児から屈折値測定を行えます。
・オートレフケラトメーター
・スポットビジョンスクリーナ(ウェルチ・アレン・ジャパン)
眼圧検査
眼の硬さ(圧力)を調べる検査です。眼の表面に空気を当てて測定します。
眼圧検査により緑内障など眼圧が高くなる病気を見つける事ができます。この他に直接機器を眼の表面に当てて測定する方法もあります。
眼圧検査により緑内障など眼圧が高くなる病気を見つける事ができます。この他に直接機器を眼の表面に当てて測定する方法もあります。
眼底検査
OCT(光干渉断層撮影)
OCT検査は、近赤外光を利用して、網膜の断面を画像化することによって三次元的にとらえることができ、従来の検査では見ることの出来なかった網膜の断面の撮影ができ、網膜の厚みも測定でき、緑内障を始め加齢黄斑変性、糖尿病網膜症等様々な疾患の解析のために行う検査です。
・スペクトラリス(HRA+OCT)(ハイデルベルグ )
・トリトン(トプコン)
・スペクトラリス(HRA+OCT)(ハイデルベルグ )
・トリトン(トプコン)
眼底カメラ撮影
眼の奥の血管の状態や網膜・視神経などを観察することでさまざまな眼底疾患の状態、経過を把握することができます。
眼底カメラを用いることで、眼底の色調などを正確に撮影することができます。
・眼底カメラ(コーワ)
眼底カメラを用いることで、眼底の色調などを正確に撮影することができます。
・眼底カメラ(コーワ)
超広角眼底カメラ撮影
散瞳点眼剤を用いることなく、網膜の約80%(画角200度)に及ぶ広範な領域を調べることができます。網膜の周辺部の網膜裂孔・網膜剥離などの様々な疾患の早期発見に役立ちます。
・超広角走査レーザー検眼鏡(オプトス)
・超広角走査レーザー検眼鏡(オプトス)
蛍光眼底造影検査
腕の血管に造影剤を注射して、造影剤が目の奥の血管に流れてくる様子を写真に撮ります。血流の状態や出血、通常の眼底検査では発見が困難な病変を詳しく調べることができ、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症などの診断の確定・治療方針の決定・病状の経過判断・治療効果に大きな役割を果たします。
・スペクトラリス(HRA+OCT)(ハイデルベルグ )
・超広角走査レーザー検眼鏡
(オプトス)
・スペクトラリス(HRA+OCT)(ハイデルベルグ )
・超広角走査レーザー検眼鏡
(オプトス)
OCTアンギオグラフィー(光干渉断層血管撮影)
造影剤を使わずに短時間で眼底の血管像を調べることができ、加齢黄斑変性・糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症などの疾患の解析のために行う検査です
・トリトン(トプコン)
・トリトン(トプコン)
視野検査
静的視野検査
視野検査とは、見える範囲と網膜の感度を調べる検査となります。
緑内障 その他疾患(脳腫瘍、網膜疾患など)による視野欠損の有無 及び進行を確認する為の検査です。
静的視野検査は主に中心部の視野(30度以内)を詳しく知ることが出来るため、緑内障の早期発見や進行状況などにおいて広く利用されています。
・ハンフリー視野計(カールツァイス)
緑内障 その他疾患(脳腫瘍、網膜疾患など)による視野欠損の有無 及び進行を確認する為の検査です。
静的視野検査は主に中心部の視野(30度以内)を詳しく知ることが出来るため、緑内障の早期発見や進行状況などにおいて広く利用されています。
・ハンフリー視野計(カールツァイス)
動的視野検査
動的視野計では、静的視野よりも広範囲の視野を測定します。進行した緑内障や、網膜色素変性症、頭蓋内病変など、周辺の視野が大きく欠損する疾患で用いられます。身体障害者の視覚障害による等級判定に用いられます。
・ゴールドマン視野計
・ゴールドマン視野計
手術前に行う検査
光干渉式眼軸長測定
白内障手術(水晶体再建術)において水晶体の代わりに新たに挿入する眼内レンズの度数を決定するために必要な検査です。
レーザー干渉法を用いて非接触で眼の長さを正確に測定します。
※IOLマスターでは測定が難しい方や、左右の眼の長さに差のある方の場合、眼球の長さを超音波で測定する場合もございます。
・IOLマスター700(カールツァイス)
レーザー干渉法を用いて非接触で眼の長さを正確に測定します。
※IOLマスターでは測定が難しい方や、左右の眼の長さに差のある方の場合、眼球の長さを超音波で測定する場合もございます。
・IOLマスター700(カールツァイス)
前眼部光干渉断層撮影
前眼部光干渉断層撮影とは特殊な光を用いて眼球の前面(角膜から水晶体まで)の断層写真を立体的に撮影する検査です。白内障術前検査や角膜前面・後面の乱視、角膜混濁、円錐角膜などの角膜疾患の検査、閉塞隅角など緑内障検査に使用しています。
・CASIA2(カシア2)(トーメーコーポレーション)
・CASIA2(カシア2)(トーメーコーポレーション)
角膜形状解析検査
角膜形状解析検査とは角膜の形をみる検査です。手術の前後、コンタクトレンズの処方、円錐角膜の診断等に用います。
角膜内皮細胞顕微鏡検査
角膜内皮細胞顕微鏡検査とは角膜の内皮細胞を調べる検査です。
この内皮細胞は再生せず、減少すると角膜に障害が起こるため、白内障などの内眼手術前後、コンタクトレンズ装用中の方は定期的に検査な必要です。
この内皮細胞は再生せず、減少すると角膜に障害が起こるため、白内障などの内眼手術前後、コンタクトレンズ装用中の方は定期的に検査な必要です。
レーザー前房蛋白質細胞検査
レーザー前房蛋白質細胞検査とはレーザー光を使って眼の中の炎症の程度を数値化することができる検査です。手術前後や、ぶどう膜炎などの場合に検査を行います。
網膜電位図検査(ERG)
網膜電位図検査(ERG)とは網膜の細胞がどのように機能しているか調べる検査です。眼に光をあて、その時に起こる網膜の電気の変化を調べます。
・LE-4000(トーメートーメーコーポレーション)
・LE-4000(トーメートーメーコーポレーション)
コントラスト感度検査
コントラスト感度テストでは、明暗(コントラスト)を区別する能力を測定します。
視標の濃さを変え、どの程度の明暗差まで視標の判別ができるか検査します。
視力検査では検出できない見え方の質を評価する検査です。
視標の濃さを変え、どの程度の明暗差まで視標の判別ができるか検査します。
視力検査では検出できない見え方の質を評価する検査です。
斜視・弱視の検査
眼位検査
目の位置ずれ(斜視)の状態を調べる検査です。
プリズムという道具を使ってずれの大きさも調べることができます。
プリズムという道具を使ってずれの大きさも調べることができます。
眼球運動検査・HESS赤緑試験
眼の動きが正常に行われているかを調べる検査です。
眼の神経や筋肉に何らかの異常があるために、斜視になっていたり、眼の動きが悪かったりする場合にこの検査を行います。
眼の神経や筋肉に何らかの異常があるために、斜視になっていたり、眼の動きが悪かったりする場合にこの検査を行います。
シノプト(大型弱視鏡)
両眼で見る力や立体感などの程度、左右眼の位置ずれ(斜視)の状態を調べる検査です。右眼と左眼に別々のスライドを見せ、それがどのように見えるかを調べます。両眼視、斜視の訓練に用いられることもあります。
立体視検査
物を立体的に見る力を検査します。斜視がある場合や、視力の左右差が大きいと立体感が弱くなります。
その他の検査
涙液検査
涙の量を調べる検査です。ドライアイの有無や程度を知るのに用います。
検査紙などを眼に入れて検査を行います。
検査紙などを眼に入れて検査を行います。
超音波検査(Aモード・Bモード)
《Aモード》
眼球の長さを超音波で測定する検査です。IOLマスターでは測定が難しい方や、左右の眼の長さに差のある方に行います。
《Bモード》
眼底出血や白内障等で濁りが強く眼底を詳しく見ることが出来ない方に行う検査です。
網膜剥離等がないかを確認します。
眼球の長さを超音波で測定する検査です。IOLマスターでは測定が難しい方や、左右の眼の長さに差のある方に行います。
《Bモード》
眼底出血や白内障等で濁りが強く眼底を詳しく見ることが出来ない方に行う検査です。
網膜剥離等がないかを確認します。
色覚検査
色覚とは、色を識別する能力です。
色の見え方や感じ方を検査し、色覚異常の有無と程度を調べます。
色の見え方や感じ方を検査し、色覚異常の有無と程度を調べます。
CFF(中心フリッカー)検査
視神経疾患が疑われる場合に、視神経の機能を調べる検査で点滅する光のちらつきに対する感度を調べます。
視神経疾患では視力低下が起こるよりも早くこの検査値が低下するので早期発見が可能となります。
視神経疾患では視力低下が起こるよりも早くこの検査値が低下するので早期発見が可能となります。