眼瞼下垂とは?
眼瞼下垂とは上瞼(うわまぶた)が下がって来る状態です。長年ハードコンタクトレンズを装用している方、白内障や硝子体手術などの眼の手術を何度も受けた方、年をとって自然に瞼が下がってきた方など、原因はさまざまです。
瞼(まぶた)が被さって見えにくいため、顎を突き出すようにして顔をあげて見たり、おでこの筋肉を使って目を開けようとしたり、さらには実際に指で瞼を持ち上げて見なければならなかったり不自由で疲れます。
手術について
眼瞼下垂
眼瞼下垂とは瞼の筋肉の力が弱ったり、筋肉の付着部が緩んでいたりする状態です。
瞼の筋肉を出して、緩んだ分だけ強めて付着部にしっかり縫いつけます。
眼瞼皮膚下垂
眼瞼皮膚下垂とは瞼の皮膚がたるんできて、目を覆ってしまう状態です。
眉毛の下で皮膚を切除します。
眼瞼下垂と眼瞼皮膚下垂の合併したもの
それぞれの手術を2回に分けて行います。
それぞれの手術料金・時間は術式によっても異なりますが、料金は3割負担の場合で片眼2~4万円程度、手術時間は片眼で約30分です。主な合併症は眼瞼の膨張、眼瞼の感染、縫合部のゆるみによる創から出血などがあります。全て日帰りで手術できます。
眼瞼下垂の手術に関して、詳しくは主治医にご相談ください。
眼瞼内反症について
いわゆる“逆まつげ”です。手術は年齢やタイプにより術式が異なります。こちらも日帰り手術です。